サンドイッチパネルのエッジワイズ圧縮試験治具(ASTM C364

型番:WTF-EC(ステンレス製)

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図1:試験片を取り付けたサンドイッチパネルエッジワイズ圧縮試験治具。

図1には,試験片を取り付けた治具を示しています。 サンドイッチパネルの両端を試験治具に軽くクランプし,パネルの平面に平行な圧縮力を加えます。 この力は主にフェースシートの端部で導入されますが,エンドクランプの摩擦によってフェースシートにも多少の力が伝達されます。 強度は、加えられた力を2枚のフェースシートの総断面積で割ったものと定義されます。 許容される故障モードは、クランプされた端部から離れた場所で発生するものです。 典型的な故障は、フェイスシートのシワやくぼみです。

典型的な試験片の長さは、サンドイッチの厚さの8倍程度で、幅は長さよりも小さいが2インチ以上である。

図2は,試験片のない状態の試験片を示しています。 試験片の両サイドにある二重のネジは,試験片を試験片内でセンタリングすると同時に,スライド式クランプブロックを内側に移動させてクランプ力を与えます。

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  図2:サンドイッチパネルのエッジワイズ圧縮試験用治具の分解図。

追加情報のソース。

1)ASTM C 364-07(2012年に再承認)「Standard Test Method for Edgewise Compressive Strength of Sandwich Constructions」American Society for Testing and Materials, West Conshohocken, Pennsylvania(1955年に初版発行)。